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平家琵琶は盲人による伝承のみならず、「利休以来、茶室において之(平家琵琶)を吟ず。」と言われていました。利休をはじめ、千宗旦、一尾伊織、藤村庸軒、山田宗へん、楠美疎安、土岐二三、岡村宗伯・玄川兄弟など多くの茶人たちが平家琵琶と関わり、大名や旗本との交流を深めていたのです。徳川家康もその一人で、茶室において千利休の平家琵琶を聴いています。 茶会は季節ごとに、また亭主や正客にあわせて、趣を考えて催されます。茶席で楽器を演奏する可能性があるときは、床にその楽器を飾ることがあります(『南方録』には床に琵琶を飾るときの図が示されています)。平家琵琶を嗜んだ茶人なら、お茶と平家琵琶を同時に味わうことのできる「琵琶茶会」を催したのではないでしょうか。 このたびこの夢の茶会を、蕉雨園という特別な空間で実現させることになりました。 第一部は「琵琶茶会」です。席入りを知らせる鳴り物に平家琵琶を用い、お点前と平家の語りを同時に行うことで、江戸時代の茶人の粋を味わいます。茶席券の方はその茶会の当事者となり、鑑賞券の方はこの空間の体験者となります。まさに一期一会のひとときを、じっくりとお楽しみください。 第二部では「亭主または正客が、茶会の後に平家を語る」ことを想定して、大名が好んだ「鵺(ぬえ)」を語ります。「鵺」では鵺退治の勇ましい場面と、右大臣が上の句を源頼政が下の句を読む「連歌」の雅やかな場面があります。また扇の的で有名な「那須与一」も語ります。 お茶をなさる方にも、お茶会の様子を見てみたいという方にも、短歌や俳句を楽しむ方にも、大名や旗本のサロン文化を垣間見たい方にも、ぜひご参加いただきたい企画です。 演奏:鈴木まどか(前田流平家詞曲相伝者、日本女子大学生涯教育総合センター講師) お茶会:今村宗幸社中(裏千家) 6月14日(土)11時、14時半の二公演(入替制)蕉雨園(東京都文京区関口2-11-17) 50名定員(茶会参加者25名、鑑賞者25名) 茶会参加者7000円 鑑賞者5000円 特別協賛:株式会社講談社 お問合せは:目白バ・ロック音楽祭事務局 03-3986-4888 まで
by alquimista-mr
| 2008-05-08 00:01
| 目白バ・ロック音楽祭
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